地震の備えリスト【2026年版】
家庭で絶対必要な防災グッズ16選
南海トラフ・首都直下型地震の発生確率が年々上がる中、家庭の備蓄と防災対策は待ったなしの状況です。
内閣府は「最低3日分、推奨1週間分」の備蓄を呼びかけており、電気・水道・ガスのライフラインが全て止まった前提で準備する必要があります。
本記事では防災士監修のもと、家族4人が3日間を生き延びるための防災グッズを16点厳選。
一次持ち出し袋・在宅避難用備蓄・家具転倒防止の3カテゴリで、コスパ良く効率的に揃える方法を解説します。
これだけで被災初日の生存率が劇的に上がります。水は1人1日3L×3日分=家族4人で36L、非常食は1人9食×家族4人で36食が目安です。
非常食・備蓄食料
備蓄食料は「美味しく食べられる」「調理不要」「5年以上保存可」の3条件で選ぶのが鉄則。
非常食は被災直後の精神的ダメージを和らげる効果もあるため、家族が普段食べ慣れた味に近いものを選ぶと食欲不振を防げます。
「ローリングストック」(普段の食品を多めに買い置きし古いものから消費)も有効な備蓄法です。
賞味期限切れの心配がなく、普段の食生活と備蓄が一体化する実用的な方法です。
1. 尾西食品アルファ米(5年保存・12種類セット)
お湯または水で戻せるアルファ米は備蓄食の王道。
尾西食品の5年保存アルファ米12種類セットは5,500〜6,800円で、白米・わかめご飯・五目ご飯・ドライカレーなど飽きない味のバリエーション。
1食分が約100g・260kcalと成人男性1食分に相当、水でも戻せる点が災害時に最重要の利点です。
家族4人なら3セット備蓄で3日分をカバーできます。
2. 井村屋 えいようかん・カンパン
甘いものは被災時の精神安定に絶大な効果を発揮します。
井村屋えいようかんは5年保存で5本入り300円、1本で約170kcalのエネルギーを素早く補給可能。
三立製菓のカンパンも1缶100g 200円と安価で、氷砂糖付きで非常時の水分補給も兼ねた工夫があります。
常温で場所を取らず、子供のおやつ兼非常食として便利です。
3. レトルトカレー・缶詰セット
ローリングストックの主役。
レトルトカレー・シーチキン・さばの味噌煮・やきとり缶などを多めに備蓄し、普段の食事で消費しながら補充。
大塚食品ボンカレーは常温3年保存・1食200円前後、マルハニチロの缶詰は3年保存・1缶200〜400円。
普段の食卓に取り入れやすく、災害時も「いつもの味」で安心感を得られます。
水・給水グッズ
水は命に関わる最重要備蓄品。
1人1日3L(飲料・料理・衛生)を目安に、最低3日分=1人9L、家族4人なら36Lが必要です。
2Lペットボトル×18本で家族4人3日分をまかなえます。
| 水の種類 | 保存期間 | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 保存水(5年) | 5〜7年 | 180〜250円/2L | 割高だが長持ち |
| 普通のミネラルウォーター | 1〜2年 | 80〜120円/2L | ローリング向き |
| 給水タンク | 半永久 | 1,500円/10L | 支援物資運搬用 |
| 携帯浄水器 | 半永久 | 3,000〜8,000円 | 川水でも飲用可 |
4. 保存水(5年・2Lペットボトル×6本)
硬度の低い超軟水の5年保存水は災害用備蓄の定番。
アサヒ・コカコーラ・ミネラル工房などが2L×6本セットで1,100〜1,600円、1本あたり200円程度。
5年間常温で保存可能、押し入れの奥でも問題なし。
家族4人で3日分確保するには6本×3箱(36L)が最低ライン。
5. ウォータータンク(10L・折りたたみ式)
給水所から水を運ぶための折りたたみタンク。
キャプテンスタッグ・アイリスオーヤマの10Lタンクは1,000〜2,000円、使わない時は10cm厚まで畳めて収納に便利。
ハンドル付きで10Lを女性でも運べる重量、キャスター付きの20Lタイプもあります。
断水は復旧まで1週間以上かかることが多く、給水車からの水運びは長期化する想定で用意を。
ラジオ・情報収集
被災時の情報源は「防災ラジオ」一択。
スマホはネット回線が混雑して繋がらなくなり、テレビは停電で使えません。
電池・手回し・ソーラーの3電源対応ラジオなら、どんな状況でも情報を確保できます。
6. 手回し充電ラジオ(ソニー・アイリスオーヤマ)
防災ラジオの鉄板。
ソニーICF-B300(5,000円)やアイリスオーヤマJTL-29(3,000円)は手回し・ソーラー・乾電池・USBの4電源対応。
AM/FM/ワイドFM受信で、停電時でも確実に防災情報を入手できます。
LEDライト・サイレン・スマホ充電機能も搭載、これ1台で情報・光・通信を確保可能です。
7. モバイルバッテリー(大容量20,000mAh)
停電時のスマホ充電に必須。
ANKER PowerCore 20100は5,000〜7,000円で、スマホを約7回フル充電可能。
家族のスマホ充電を全てまかなえ、1週間程度の停電なら連絡手段を維持できます。
PSEマーク付き・PD対応(急速充電)モデルを選ぶと平時の旅行でも使える一石二鳥の投資です。
ライト・電源
停電時の光源確保は安全確保の最優先事項。
夜間のトイレ・避難・応急処置の全てに光が必要で、家族1人に1灯の懐中電灯+家庭用ランタン2台が理想。
大型ポータブル電源があれば冷蔵庫の一部復旧や医療機器の動作も可能になります。
- 個人用:1人1灯のヘッドライト or LEDランタン
- 部屋用:家庭に2〜3個の大型LEDランタン
- 電源:ポータブル電源500Wh以上を1台
- 予備電池:単3・単4電池を各20本ストック
8. LEDヘッドライト(単4電池式)
両手が使えるヘッドライトは避難時に絶大な威力を発揮。
ジェントスやGENTOSの防水ヘッドライトは1,500〜3,500円、明るさ200〜500ルーメンで50m先まで照らせます。
単3または単4電池式を選ぶと予備電池の入手性が高く実戦向き。
家族人数分を枕元に常備しておきましょう。
9. LEDランタン(家庭用・充電式)
部屋全体を明るくするLEDランタン。
ジェントスEX-000Rは5,000円、Claymoreの充電式LEDは3,000〜5,000円、リビングや寝室を十分に照らす明るさです。
USB充電式ならモバイルバッテリーから再充電でき、停電が長期化しても使い続けられます。
キャンプ兼用できるのでアウトドア好きの家庭なら普段使いと両立可能。
10. ポータブル電源(500Wh以上)
災害対策の切り札。
Jackery・EcoFlow・ANKERの500Wh以上のポータブル電源は50,000〜100,000円、冷蔵庫・電子レンジ・小型家電まで動かせます。
500Whあればスマホ50回分・LEDランタン50時間分の電力を供給可能。
ソーラーパネルとセットなら太陽光で再充電でき、1週間以上の停電にも対応できます。
家具固定・転倒防止
阪神淡路大震災の死者の8割は家具転倒による圧死・窒息死と言われます。
家具固定は防災対策の最重要項目で、10,000円程度の投資で家族の命を救える効果があります。
寝室・リビングの大型家具は全て固定するのが鉄則。
特に寝室の家具は寝ている時に倒れると致命傷になるため、ベッドから倒れてくる方向には絶対に大型家具を置かないでください。
11. 突っ張り棒式家具転倒防止(L字金具セット)
アイリスオーヤマ・ニトムズの突っ張り棒は2本セット1,500〜3,000円。
天井との間に突っ張るだけで家具の揺れを大幅に抑制、賃貸でも壁を傷つけません。
L字金具とセットで使えば固定力は数倍になり、震度7でも転倒しない強度を確保できます。
1家具に2本を左右対称に設置するのが効果的です。
12. 耐震マット・粘着ジェル
テレビ・パソコン・電子レンジの滑落防止にゲルマット。
プロセブンやジェルパットの耐震マットは4枚セット800〜1,500円で、震度7クラスの揺れでも対象物の滑り・転倒を防止。
透明ゲルタイプは家具と一体化して目立たず、賃貸でもOK。
定期的(1〜2年)に粘着力をチェックし、劣化したら交換が必要です。
13. ガラス飛散防止フィルム
窓ガラスの飛散を防ぐ透明フィルム。
3M・ニトムズの飛散防止フィルムは1m×2mで2,000〜4,000円、窓1枚分をカバー。
地震時のガラス破片による怪我は軽傷から失明まで重篤になることがあり、フィルムを貼るだけで被害を劇的に減らせます。
自分で貼れるDIY商品が主流、防犯対策にもなる一石二鳥のアイテムです。
非常用トイレ
被災時に意外と見落とされがちなのがトイレ問題。
断水すると水洗トイレは使えなくなり、家族4人なら1日20回以上のトイレ需要を処理する必要があります。
非常用トイレは「家族4人×3日分=60回分」が最低ラインです。
簡易トイレのメリット
- 水不要で処理可能
- 凝固剤で臭い軽減
- 10年以上保存可
注意点
- 処理ゴミの保管場所要
- 女性は特に多めに必要
- ゴミ収集再開まで保管
14. 非常用トイレ(凝固剤+汚物袋 50回分)
サンコー・アイリスオーヤマの非常用トイレは50回分で3,000〜5,000円、10年保存可能。
吸水凝固剤と汚物袋がセットで、既存の洋式便器の上に袋をかけて使用する方式。
凝固剤が消臭・抗菌効果を発揮し、ゴミ収集再開までの保管に耐えます。
家族4人なら100回分備蓄すると3日間余裕を持って乗り切れます。
15. 携帯トイレ(車載・避難先用)
車中泊や避難所で使う小型の携帯トイレ。
1個200〜400円で個別包装、登山やドライブでも使える汎用性。
自宅の非常用トイレとは別に、車に10個・持ち出し袋に5個入れておくと不測の事態に対応可能です。
女性・子どもは特に回数が多くなるので多めに。
16. 防災リュック(一次持ち出し袋 完成セット)
迷ったらセット商品が圧倒的に楽。
防災士監修の一次持ち出しセットは2人用で15,000〜25,000円、ラジオ・ライト・トイレ・食料・水・簡易寝袋まで必要最低限が詰まっています。
玄関に置いて地震直後に持ち出せる状態を維持すること。
個別に揃えるより時間と労力を節約でき、防災初心者には最適な選択です。
よくある質問
大規模災害では支援物資到着まで3日〜1週間かかるため、その間を家族で生き延びる分を確保します。南海トラフでは2週間分が推奨されています。
粘着ジェルも剥がせるタイプが多数あり、退去時の原状回復も安心です。
リビング・寝室・玄関・車内の4箇所に分散しておけば家屋倒壊時にも一部は取り出せます。倉庫や押し入れに全てまとめると取り出せなくなるリスクが高いです。
高層階ほど水運びが困難になるので、給水タンク・大容量ペットボトルの備蓄量を増やしましょう。
まとめチェックリスト
地震の備え16点 家族4人3日分の完全リスト。
- アルファ米36食(家族4人3日)
- えいようかん・カンパン
- レトルトカレー・缶詰 20食
- 5年保存水 36L
- ウォータータンク 10L×2
- 手回し防災ラジオ
- モバイルバッテリー 20,000mAh
- LEDヘッドライト×4
- LEDランタン×2
- ポータブル電源 500Wh
- 家具転倒防止突っ張り棒
- 耐震マット
- ガラス飛散防止フィルム
- 非常用トイレ 100回分
- 携帯トイレ 20個
- 防災リュック(完成セット)