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ペットの災害避難グッズリスト【2025年版】
犬猫の防災準備に必要なもの16選

更新日:2025年4月17日 / 監修:獣医師・ペット防災指導員

環境省は「ペットとの同行避難」を原則としていますが、避難所でのペット受け入れ態勢は自治体によって大きく異なります。
東日本大震災ではペットと避難できず自宅に戻り被災したケースが多数報告されました。
最低5日分のフード・水・衛生用品を事前にまとめておけば、避難所でもペットと安全に過ごせます。
この記事では犬猫を中心に、災害時に本当に必要なグッズだけを優先度順にまとめました。

16点必要アイテム
5日分最低備蓄量
約8,000円準備費用目安
75%同行避難の認知率
この記事の結論:最優先で準備すべきは「キャリー」「5日分のフード・水」「常備薬」「ペットシーツ」の4点。これだけあれば避難所でも最低限の生活が成り立つ。迷子対策としてマイクロチップと迷子札の二重管理も必須。

避難用キャリー・ケージ

災害時の避難では両手が空くリュック型キャリーが最も安全。
避難所ではペットをケージ内で管理するのがルールとなっている場所が多いため、折りたたみケージも併せて用意しておくと安心です。
普段からキャリーに慣らしておくことが最大の防災対策になります。

避難時の注意点:パニック状態のペットはリードだけでは制御不能になることがある。必ずキャリーに入れてから避難すること。猫の場合は洗濯ネットに入れてからキャリーに入れると脱走リスクが激減する。

1. リュック型キャリー(犬猫兼用)

災害避難では両手を自由にできるリュック型が最適。
耐荷重8〜10kgで小〜中型犬・猫に対応し、メッシュ窓で通気性も確保。
底板がしっかりしたハードタイプを選ぶとペットの体重で変形しにくい。
価格は4,000〜8,000円、普段の通院にも使えるので無駄にならない。

目安価格4,000〜8,000円 耐荷重8〜10kg

2. 折りたたみソフトケージ

避難所でのペット管理に必須の折りたたみケージ。
使わない時は平らに畳めて厚さ8cm程度になるため、防災バッグに収まる。
メッシュ素材で通気性が良く、ファスナー開閉で出し入れも簡単。
サイズ60×42×42cm(猫・小型犬用)で3,000〜5,000円が相場。

目安価格3,000〜5,000円 収納時厚さ約8cm

3. 伸縮リード+予備首輪

犬の場合、災害時は普段のリードとは別に予備リードと予備首輪をセットで防災バッグに入れておく。
パニック時に首輪が外れるリスクがあるため、ハーネスタイプも有効。
伸縮リードは5m程度のものが避難所でのトイレ散歩に便利。
リード+首輪セットで1,500〜3,000円。

目安価格1,500〜3,000円 リード長5m

フード・水・食器

環境省のガイドラインでは最低5日分のフードと水の備蓄を推奨しています。
避難所ではペット用の支援物資が届くまで3〜7日かかるのが一般的。
療法食や処方薬がある場合はさらに余裕を持った備蓄が必要です。

備蓄品犬(5kg)5日分猫5日分保存期限
ドライフード約500g約350g未開封1〜2年
ウェットフード5缶(150g×5)5パウチ未開封2〜3年
飲料水2.5L1.5Lペットボトル2年

4. 非常用ペットフード(密封パック)

長期保存可能な密封パックのドライフードを5日分備蓄しておく。
普段食べているフードと同じ銘柄を小分けにジップロックで保管するのが最も確実。
急なフード変更は下痢の原因になるため、普段のフードのローリングストックが基本。
半年に1回は入れ替えること。

目安価格1,000〜2,000円(5日分) 保存密封・冷暗所

5. 携帯用ウォーターボトル

トレイ一体型の携帯用ウォーターボトルは避難時・避難所でのトイレ散歩に必須。
片手で給水でき、500mlタイプで800〜1,500円。
水は人間用のペットボトル水で問題ないが、ミネラルウォーターは結石リスクがあるため軟水を選ぶこと。

目安価格800〜1,500円 容量500ml

6. 折りたたみ食器(シリコン製)

シリコン製の折りたたみ食器は防災バッグの省スペースに貢献する便利アイテム。
畳むと厚さ1〜2cmになり、フード用・水用の2個セットで800〜1,500円。
食洗機対応のものも多く、普段のアウトドアにも使える。

目安価格800〜1,500円(2個セット) 素材食品用シリコン

衛生・トイレ用品

避難所でのペットのトイレ処理は飼い主の責任。
臭い対策が不十分だと他の避難者とのトラブルに直結するため、消臭機能付きの排泄処理グッズは必須です。
猫砂は通常サイズだと重いため、軽量タイプか非常用の少量パックを用意しましょう。

7. ペットシーツ(薄型・大容量)

犬猫共用で最も汎用性の高い衛生用品。
トイレだけでなくケージ内の敷物、汚れ防止シートとしても使える。
薄型100枚入り1,500円前後がコスパ最強で、5日分なら20枚もあれば十分。
防災バッグには圧縮袋に入れて保管するとかさばらない。

目安価格1,500円/100枚 5日分約20枚

8. 防臭袋(BOS等)

ペットの排泄物を入れると臭いが漏れない特殊フィルム製の防臭袋。
BOSブランドが有名で、SSサイズ200枚入り1,500円前後。
避難所では臭い対策が最も重要なマナーであり、通常のビニール袋では不十分。
うんち処理だけでなく使用済みペットシーツの廃棄にも使う。

目安価格1,500円/200枚 消臭力医療用レベル

9. ウェットティッシュ(ペット用)

避難所では入浴やシャンプーができないため、ペット用ウェットティッシュで体を拭くのが基本。
ノンアルコール・無香料タイプを選べば皮膚が弱い犬猫にも安心。
80枚入りで500〜800円。足拭き・お尻拭きにも毎日使うため多めに備蓄を。

目安価格500〜800円 枚数80枚入り
防災のプロのアドバイス:猫の場合、非常用に固まらないタイプの軽量猫砂(2kg以下のパック)を1袋だけ防災バッグに入れておくと安心。ペットシーツの上に少量まけば簡易トイレになる。

身元確認・迷子対策

災害時にペットとはぐれた場合、身元確認手段がなければ再会は極めて困難。
マイクロチップは2022年6月から販売業者への装着が義務化されていますが、一般家庭の猫犬は任意のまま。
マイクロチップ+迷子札の二重管理が最も確実です。

10. 迷子札(首輪取付型)

飼い主の電話番号とペットの名前を刻印した迷子札は最もシンプルで確実な身元証明。
ステンレス製の小型プレートなら500〜1,500円で作成でき、首輪に取り付けるだけ。
QRコード付きタイプはスマホで読み取ると連絡先やワクチン情報が表示される。

目安価格500〜1,500円 素材ステンレス推奨

11. GPS追跡タグ

AirTagやTileなどのGPS追跡タグを首輪に取り付けておけば、はぐれた際にスマホで位置を特定できる。
AirTagは4,000円前後で月額不要、Appleデバイスの「探す」ネットワークを活用する仕組み。
防水仕様で重さ11gと軽量のため、猫の首輪にも負担にならない。

目安価格3,500〜5,000円 電池寿命約1年

12. ペット手帳・健康記録ファイル

ワクチン接種証明書・処方薬情報・かかりつけ動物病院の連絡先をまとめたファイルを防災バッグに入れておく。
避難先で動物病院を受診する際に必須の情報。
防水ケース入りのクリアファイルで200〜500円。
写真も同封しておくと迷子の際のビラ作成に使える。

目安価格200〜500円 内容物ワクチン証明・処方薬情報・写真

避難所生活グッズ

避難所でのペット飼育スペースは限られるため、コンパクトで多機能なグッズが重要。
ストレスで体調を崩すペットも多いため、安心感を与えるアイテムも揃えておきましょう。

13. ペット用ブランケット

避難所は冷暖房が不十分なことが多く、ペット用のブランケットは年間通して必要。
普段使い慣れたものを防災バッグに入れておくと匂いで安心できる。
フリース素材の小型ブランケット(60×80cm)で800〜1,500円。
ケージの目隠しカバーとしても使える。

目安価格800〜1,500円 サイズ60×80cm

14. 常備薬・救急セット

持病のあるペットは最低7日分の薬を防災バッグに常備すること。
それ以外にも消毒液・ガーゼ・包帯・ピンセットの基本セットがあると応急処置に対応できる。
ペット用救急セットは2,000〜3,000円で市販されている。
薬は3か月ごとに入れ替えて使用期限切れを防ぐ。

目安価格2,000〜3,000円 入替頻度3か月ごと

15. 口輪・エリザベスカラー

パニック状態の犬は普段穏やかでも噛む可能性があり、避難所では口輪の携帯が推奨される。
メッシュ素材の口輪なら水も飲め、ストレスが少ない。
エリザベスカラーは避難所でのケガ防止・ストレス性の過剰舐め防止に使える。
口輪1,000〜2,000円、エリザベスカラー800〜1,500円。

目安価格1,000〜2,000円 素材メッシュ推奨

16. ケージ用目隠しカバー

避難所の騒音・人の往来でペットが落ち着かない場合、ケージを布で覆って視覚刺激を遮断する。
暗い空間は犬猫とも安心感を得やすく、無駄吠え・威嚇の防止に効果的。
専用品は2,000〜3,000円だが、大判のバスタオルやブランケットで代用可能。

目安価格2,000〜3,000円 代用大判バスタオル可

よくある質問

避難所でペットを受け入れてもらえない場合は?
自治体の防災課に事前確認するのが最善。ペット同伴可の避難所リストを入手しておくこと。受け入れ不可の場合、車中避難やペットホテル、動物病院への一時預けが代替手段になる。近隣のペット防災ネットワークに参加しておくと情報が得やすい。
防災バッグはどこに保管すべき?
玄関の下駄箱付近が最適。災害時にすぐ持ち出せ、温度変化も少ない場所。フードは半年に1回、薬は3か月に1回のローリングストックで鮮度を保つ。重量は5kg以内に収めると持ち出しやすい。
猫は同行避難できる?
環境省のガイドラインでは犬猫問わず「同行避難」を推奨している。ただし猫はキャリー+洗濯ネットで確実に管理できる状態にしておくことが条件。室内飼いの猫は特にパニックになりやすいため、日頃からキャリーに慣らしておくことが極めて重要。

まとめチェックリスト

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