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ペット可物件退去時の原状回復グッズ15選【2025年版】
敷金を取り戻す掃除術

更新日:2025年4月10日 / 監修:不動産管理士・ハウスクリーニング技能士

ペット可物件を退去する際、最も頭が痛いのが原状回復費用。
壁紙の爪とぎ跡、フローリングの引っかき傷、染みついたペット臭は放置すると敷金が全額没収されるケースも珍しくない。
本記事では退去1か月前から始められる原状回復グッズを15点厳選し、自分でできる範囲で修繕費を最小限に抑える方法を解説する。
グッズ代1〜2万円の投資で敷金の返還額が数万円変わる可能性がある。

15点修復グッズ
5〜15万円平均原状回復費
1か月前準備開始目安
2万円グッズ一式目安
この記事の結論:最優先は「壁紙補修キット・フローリング傷消しクレヨン・消臭スプレー(業務用)」の3点。この3つでペット飼育による三大ダメージ(壁紙・床・臭い)をカバーでき、原状回復費用を大幅に圧縮できる。

壁紙・クロスの補修

猫の爪とぎや犬の体当たりで傷んだ壁紙は、退去時に最も高額な修繕費が発生する箇所。
6畳間の全面張替えで5〜8万円が相場だが、部分補修で済めば1〜2万円に抑えられる。
DIYで補修できるレベルの傷は自分で直しておくのが賢い選択だ。

補修のNG行為:壁紙の上からペンキを塗る、柄の異なる壁紙を貼る、大きな穴をパテだけで埋めて隠す。これらは管理会社の立会い時にすぐバレて、追加費用を請求されるリスクがある。DIYは「目立たなくする」レベルに留めること。

1. 壁紙補修キット(のり付き・白系)

剥がれや破れた壁紙を部分的に補修できるキット。
のり付きタイプなら切って貼るだけで簡単に施工できる。
白系の無地クロスはほとんどの賃貸物件に合い、30cm角のパッチを傷の上から貼れば爪とぎ跡を隠せる。
複数サイズのセット商品が便利。

目安価格800〜2,000円 面積30×60cm〜 施工時間約15分

2. 壁穴補修パテ(室内用・速乾)

画鋲穴や小さなへこみを埋める速乾パテ。
チューブタイプなら穴に直接注入してヘラで平らにするだけ。
乾燥時間は約30分で、乾いた後にサンドペーパーで仕上げると壁面と一体化する。
ペット由来の壁の凹みにも有効。

目安価格300〜800円 乾燥時間約30分

3. 壁紙用汚れ落としスプレー

ペットの体が擦れて付いた黒ずみや手垢汚れを落とす専用クリーナー。
吹きかけて布で拭くだけで壁紙の黄ばみや汚れが驚くほど落ちる。
壁紙を傷めない中性タイプを選ぶこと。

目安価格500〜1,200円 液性中性

フローリング・床の修復

犬の爪による引っかき傷やペットの粗相によるシミはフローリングの大敵。
浅い傷ならクレヨン型補修材で目立たなくでき、深い傷にはパテ埋めが有効。
退去前にワックスをかけ直すと全体の印象が大きく改善する。

4. フローリング傷消しクレヨン(マルチカラー)

傷にクレヨンを塗り込んでヘラで平らにするだけの簡単補修材。
6〜12色セットなら床の色に近い色を混ぜてマッチさせることが可能。
浅い傷〜中程度の引っかき傷に効果的で、5分で施工が完了する。

目安価格500〜1,500円 色数6〜12色 施工時間約5分

5. フローリングワックス(つや出し・保護)

退去前の仕上げにフローリング全体にワックスをかけると、細かい傷が目立たなくなり光沢が復活する。
スプレータイプなら塗布が楽で、乾燥時間も30分程度。
ペットの爪跡が広範囲にある場合は特に効果的。

目安価格800〜2,000円 適用面積約12畳分

消臭・ニオイ除去

ペット臭は飼い主自身が慣れて気づかないことが多いが、管理会社の立会い時には確実に指摘される。
特にアンモニア臭が染みついたカーペットや畳は交換費用を請求されやすい。
業務用の消臭剤で徹底的にニオイを除去しておくことが敷金返還の分かれ道になる。

消臭の順番:1.汚れの除去(掃除機+水拭き)→ 2.酵素系消臭剤で分解 → 3.オゾン脱臭で仕上げ。この3ステップを踏むと、市販スプレー1本では取れない深層のニオイまで除去できる。

6. 酵素系消臭スプレー(業務用・大容量)

ペット臭の原因物質を酵素で分解する業務用消臭スプレー。
アンモニアや有機物のニオイに特に効果が高く、市販のマスキング型消臭剤とは根本的に異なる。
カーペット・畳・壁紙にまんべんなく吹きかけて使う。
1L入りの大容量タイプが1部屋分をカバーできる。

目安価格1,500〜3,000円/1L 方式酵素分解型

7. オゾン脱臭機(レンタルまたは購入)

プロのハウスクリーニングでも使われるオゾン脱臭機は、空気中のニオイ分子を酸化分解する。
退去前に密閉した部屋で2〜3時間稼働させると、壁紙や床材に染みついたペット臭が劇的に軽減する。
購入なら10,000〜20,000円、レンタルなら3,000〜5,000円/日。

目安価格10,000〜20,000円 レンタル3,000〜5,000円/日

8. 重曹・クエン酸セット(カーペット・畳用)

重曹はアルカリ性でペットの皮脂汚れに効き、クエン酸は酸性でアンモニア臭を中和する。
カーペットに重曹を振りかけて一晩置き、掃除機で吸い取った後にクエン酸水で仕上げる方法が効果的。
2袋セットで500円前後と安価ながら消臭力は高い。

目安価格500〜1,000円 内容重曹1kg+クエン酸500g

水回り・設備の清掃

ペットの毛が排水口に詰まっていたり、水飲み場周辺にカビが発生している場合は減額対象になる。
退去前に排水口の毛詰まり除去と水回りのカビ取りを徹底しておこう。

9. 排水口クリーナー(パイプ用・強力泡タイプ)

ペットの毛が蓄積した排水管を強力な泡で洗浄するパイプクリーナー。
浴室・洗面台・キッチンすべてに使える汎用タイプが便利。
注入して30分放置するだけで毛詰まりと臭いを同時に解消。

目安価格300〜800円 放置時間約30分

10. カビ取りスプレー(浴室・ゴムパッキン用)

ペットのシャンプー後に放置された浴室のカビは退去時の減額ポイント。
ジェルタイプのカビ取り剤なら垂れにくく、ゴムパッキンに密着して根元から除去できる。
換気を十分にして使用すること。

目安価格400〜1,000円 タイプジェル密着型

退去前チェック・仕上げ

修繕と消臭が終わったら、退去立会いの前に最終チェックを行う。
傷や汚れの写真を撮影しておくと、不当な請求への証拠にもなる。
全体の掃除は上から下の順番で行い、最後に掃除機をかけるのが鉄則。

  1. 1か月前:壁紙補修・床傷修復・消臭作業
  2. 2週間前:水回り清掃・排水口クリーニング
  3. 1週間前:ワックスがけ・全体清掃
  4. 当日:最終掃除機がけ・写真撮影・立会い

11. ハンディクリーナー(コードレス・ペット毛対応)

退去当日の最終清掃にコードレスのハンディクリーナーが便利。
ペット毛に特化した回転ブラシ付きモデルなら、カーペットに残った毛も逃さない。
隙間ノズル付きで巾木の上やサッシのレールも掃除できる。

目安価格3,000〜8,000円 稼働時間20〜30分

12. マイクロファイバークロス(大判・10枚セット)

仕上げの拭き掃除にマイクロファイバークロスは万能。
水だけで汚れを吸着するので洗剤跡が残らず、壁・床・窓すべてに使える。
大判(40×40cm)の10枚セットなら各部屋で使い分けて効率よく作業できる。

目安価格800〜1,500円/10枚 サイズ40×40cm

よくある質問

ペット可物件でも原状回復費用は請求される?
「ペット可」は飼育許可であって損傷の免責ではない。壁紙の爪とぎ跡、床の傷、ペット臭はすべて借主負担の原状回復対象になる。契約書の特約条項を必ず確認すること。
自分で補修するのと業者に頼むのとどちらが安い?
軽微な壁紙補修と消臭はDIYで十分対応でき、グッズ代1〜2万円で済む。全面的なクリーニングを業者に依頼すると3〜8万円が相場。広範囲の損傷がある場合は業者の方が仕上がりが良く、結果的にコスパが高いケースもある。
退去時に写真を撮るべき理由は?
退去後に追加の損傷を指摘された場合の証拠になる。全部屋の壁・床・天井を日付入りで撮影し、管理会社との立会い時にも録画や写真を残しておくと不当請求への防御になる。

まとめチェックリスト

ペット可物件退去時の原状回復グッズ一覧。

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