ボルダリング初心者の道具リスト【2025年版】
必要なもの14選と失敗しない選び方
ボルダリングジムは初回レンタルだけで気軽に始められるが、月2回以上通うならマイシューズを買ったほうが上達も早くコスパも良い。
この記事では、初心者が最初に揃えるべき道具を優先度順にリストアップ。
シューズ選びの失敗パターンやチョークの種類別比較、ウェアの最適解まで現役インストラクター監修で解説する。
初期費用は15,000〜25,000円が目安で、3回目のジム通いからレンタル代より元が取れる計算だ。
クライミングシューズ
ボルダリングの上達速度を最も左右するのがシューズ選び。
レンタルシューズは多くの人が履いてヘタっており、フリクション(摩擦力)が落ちている。
マイシューズにするだけでフットワークの精度が上がり、5級から4級へのステップアップが格段にスムーズになる。
初心者はフラットソール・ベルクロタイプ・普段靴-0.5〜1cmサイズを基準に選ぶのが鉄則。
マイシューズのメリット
- 足裏の感覚が掴みやすい
- 自分の足型に馴染む
- レンタル代(1回400〜600円)が不要
- 衛生面で安心
レンタルのメリット
- 初期投資ゼロ
- 色々なタイプを試せる
- 手ぶらで来られる
1. クライミングシューズ(フラット・ベルクロ)
初心者におすすめはスカルパ「オリジン」やラスポルティバ「タランチュラ」などのフラットソールモデル。
足入れが楽なベルクロ(マジックテープ)式は脱ぎ履きが素早く、休憩のたびに足を開放できる。
価格は10,000〜15,000円が相場で、ジム併設ショップなら試し履き可能。
サイズは普段の靴より0.5〜1cm小さめを選び、つま先が軽く曲がる程度がベスト。
2. シューズ消臭パウダー
クライミングシューズは素足で履くため、臭いが最大の悩み。
グランズレメディやシューズドライヤー用パウダーを使用後に振りかけるだけで臭いを大幅に軽減できる。
1本1,000〜1,500円で半年以上もつのでコスパは優秀。
ジムのロッカーでの周囲への配慮としても欠かせない。
チョーク・チョークバッグ
チョーク(炭酸マグネシウム)は手汗を吸収してホールドへのフリクションを高める必須アイテム。
ジム備え付けの共用チョークもあるが、衛生面と使いやすさからマイチョークを持参するクライマーが大半。
液体チョーク・粉チョーク・チョークボールの3種類があり、初心者は液体チョークが最も手軽。
| タイプ | 特徴 | 粉の飛散 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| 液体チョーク | 塗って乾かすだけ。粉が出ない | なし | 800〜1,500円 |
| チョークボール | 布に包まれた粉。飛散が少ない | 少ない | 500〜1,000円 |
| 粉チョーク | コスパ最強。飛散多い | 多い | 400〜800円 |
3. 液体チョーク
手に塗って10秒で乾く液体チョークは、粉の飛散がなくジムのマナー的にも好印象。
東京粉末やPD9の液体チョークは800〜1,200円でグリップ力が高く、初心者から上級者まで愛用者が多い。
ボトル1本で約50回分。
下地として液体チョークを塗り、上から粉チョークを足す「併用使い」が上級者の定番テクニック。
4. チョークバッグ(腰付けタイプ)
粉チョークやチョークボールを入れて腰に付けるポーチ型バッグ。
ボルダリングでは壁の途中でチョークアップできるため、手汗が多い人には必須。
口が大きく手を入れやすいものを選ぶのがポイント。
1,500〜3,000円でブラックダイヤモンドやマムートなど定番ブランドが揃う。
ウェア・服装
ボルダリングのウェアに厳密な決まりはなく、動きやすければTシャツ+ジョガーパンツでOK。
ただし足を大きく上げるムーブが多いため、ストレッチ性のあるパンツは必須。
ジーンズやチノパンは股関節の可動域が制限されるためNG。
女性はレギンス+ショートパンツの組み合わせが動きやすく人気。
5. ストレッチパンツ(クライミングパンツ)
膝上まで足を上げるハイステップが楽にできるストレッチパンツは投資価値が高い。
グラミチやマムートのクライミングパンツは5,000〜8,000円で耐久性も抜群。
ユニクロのウルトラストレッチパンツ(2,990円)でも十分代用可能。
ガゼットクロッチ(股部分のマチ)付きだと開脚が格段にしやすい。
6. 速乾Tシャツ
ボルダリングは全身運動で汗をかきやすく、綿100%のTシャツは汗冷えの原因になる。
ポリエステル素材の速乾Tシャツなら快適さが段違い。
1,000〜2,000円で十分な品質のものが手に入る。
袖が長すぎると壁に引っかかるため、ジャストサイズかやや細身を選ぶと良い。
7. スポーツソックス(薄手)
クライミングシューズは素足で履く派と靴下派に分かれるが、初心者は薄手ソックスがおすすめ。
衛生面で安心でき、レンタルシューズの不快感も軽減できる。
五本指タイプだとシューズ内で指が自由に動き、ホールドを掴む感覚が向上する。
3足セットで800〜1,200円。
ケア・リカバリーグッズ
ボルダリングは前腕と指に強い負荷がかかるスポーツで、初心者は翌日の筋肉痛や指皮のめくれに驚く。
適切なケアをしないと腱鞘炎やパキる(指の腱を痛める)リスクが高まる。
セッション後のケアグッズは最初から揃えておきたい。
8. フィンガーテープ
指皮が薄い初心者は、2〜3回目の登りで皮がめくれることが多い。
クライミング専用のフィンガーテープ(幅13mm)を指関節に巻くだけで皮膚を保護できる。
テーピング感覚で使え、1巻300〜500円。
ホワイトテープではなくクライミング用のものを選ぶとフリクションが落ちない。
9. ハンドクリーム(クライマー用)
チョークは手の油分を奪うため、セッション後のハンドケアは必須。
クライマー専用のハンドクリームは皮膚の修復を促しつつ、翌日のフリクションを落とさない設計。
ClimbOnやJTreeのバームが定番で1,500〜2,500円。
一般的なハンドクリームだと油分が多すぎて翌日のグリップ力が低下するため注意。
10. フォームローラー
前腕のパンプ(張り)を解消するのに最適なセルフマッサージツール。
ボルダリング後に前腕と肩甲骨周りを転がすだけで翌日の回復が早まる。
1,500〜3,000円で購入でき、自宅でのストレッチにも毎日使える。
直径14cm前後のスタンダードサイズが汎用性高い。
あると便利な上達グッズ
基本装備が揃ったら、自宅トレーニングで上達を加速させるグッズも検討したい。
ボルダリングは指力・体幹・柔軟性の3要素が重要で、週1〜2回のジム通いに加えて自宅トレを取り入れると3級クリアまでの期間が大幅に短縮できる。
11. フィンガーボード(ハングボード)
自宅の鴨居やドア枠に設置して指のトレーニングができるフィンガーボード。
保持力(ホールドを握り続ける力)の強化に直結し、3級以上を目指すなら必携。
木製タイプは肌触りが良く指皮への負担が少ない。
3,000〜8,000円で本格的なトレーニングが可能。
12. トレーニングボール(握力強化)
オフィスや移動中に握力を鍛えられるトレーニングボール。
シリコン製のエッグ型は柔らかさが3段階あり、徐々に負荷を上げられる。
500〜1,000円と安価で、デスクワークの合間にも使える手軽さが魅力。
ボルダリングに必要な「握る力」だけでなく「開く力」も鍛えられるリング型も併用すると効果的。
よくある質問
まとめチェックリスト
優先度順のボルダリング初心者グッズリスト。
- クライミングシューズ(フラット・ベルクロ)
- シューズ消臭パウダー
- 液体チョーク
- チョークバッグ
- ストレッチパンツ
- 速乾Tシャツ
- スポーツソックス(薄手・五本指)
- フィンガーテープ
- ハンドクリーム(クライマー用)
- フォームローラー
- フィンガーボード
- トレーニングボール
- ドリンクボトル
- 小型リュック or ジムバッグ