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トレイルランニング入門グッズリスト【2025年版】
初心者に必要なもの16選

更新日:2025年4月17日 / 監修:日本トレイルランニング協会認定指導者

山の中を走るトレイルランニング(トレラン)は、自然の中を駆け抜ける爽快感と達成感が最大の魅力。
しかしロードランニングと違い、不整地を走るための専用シューズやザック、安全装備が必須になる。
この記事では、初めてトレランに挑戦する人が揃えるべきグッズを優先度順に紹介。
初期投資は30,000〜50,000円が目安で、シューズとザックが全体の6割を占める。

16点必要アイテム数
4万円初期費用目安
10km初回推奨距離
月2回推奨頻度
この記事の結論:最優先はトレランシューズとランニングザックの2点。この2つが安全性と快適性の9割を決める。ロードランニングシューズでの山道走行は滑落事故の原因になるため絶対にNG。レインウェアとヘッドライトは大会参加の必携品。

シューズ・足回り

トレランシューズはロードランニングシューズとは全くの別物。
ソールのラグ(突起)が深く不整地でのグリップ力を確保し、つま先とヒールにプロテクターが配置されて岩場での衝撃から足を守る。
ロードシューズで山道を走ると、濡れた岩場でスリップして重大事故につながるリスクが高い。

ロードシューズ厳禁:トレイルでのロードシューズ使用は滑落・捻挫の主な原因。ソールのグリップパターンが全く異なるため、泥・濡れた岩・急斜面で踏ん張りが効かない。必ずトレラン専用シューズを使用すること。

1. トレランシューズ

サロモン「スピードクロス」やHOKA「スピードゴート」が入門者に人気。
10,000〜18,000円でグリップ力・クッション性・プロテクション全てが揃う。
防水(GORE-TEX)モデルは雨天時に足が濡れないが、通気性が下がるため夏場は非防水が快適。
サイズは普段のランニングシューズと同じ〜0.5cm大きめを目安に。

目安価格10,000〜18,000円 ラグ深さ4〜6mm 重量280〜350g

2. トレラン用ソックス(厚手・五本指)

長時間の山道走行では靴擦れと指先のマメが最大の敵。
五本指タイプのトレラン用ソックスは指同士の摩擦を防ぎ、マメのリスクを大幅に軽減。
インジンジやドライマックスが定番ブランドで1,500〜2,500円。
中厚手(クッション)タイプが岩場の衝撃吸収と快適さのバランスに優れる。

目安価格1,500〜2,500円 タイプ五本指・中厚手

3. ゲイター(砂利除け)

シューズの中に小石や砂利が入るのを防ぐゲイターは、トレランの快適性を大きく向上させる。
足首周りを覆うショートタイプで1,500〜3,000円。
サロモンやネイサンのトレラン専用ゲイターはシューズとの一体感が高く、走行中にズレにくい。
20km以上のロングトレイルでは必須装備。

目安価格1,500〜3,000円

ザック・水分補給

トレランでは走りながら水分と補給食を摂取するため、専用のランニングザック(トレランベスト)が必要。
一般的な登山用リュックは揺れが大きく走りにくいため不向き。
容量5〜12Lが初心者の標準で、距離と季節に合わせて選ぶ。

距離推奨容量水分量目安価格帯
10km以下5L500ml5,000〜10,000円
10〜30km8〜12L1〜1.5L8,000〜15,000円
30km超12〜15L1.5〜2L12,000〜20,000円

4. トレランザック(ベスト型 8〜12L)

サロモン「ADV SKIN」やネイサン「VaporAir」が人気のベスト型ザック。
体にフィットして揺れが最小限に抑えられ、前面のチェストポケットにフラスクを収納して走りながら給水可能。
8,000〜18,000円で、レインウェア・補給食・ヘッドライトも収納できる。
試着して体にフィットするサイズを選ぶのが最も重要。

目安価格8,000〜18,000円 容量8〜12L

5. ソフトフラスク(500ml×2本)

ザックの前面ポケットに入るソフトフラスクは、走りながら水分補給できるトレランの必須アイテム。
飲んだ分だけ潰れるのでバッグ内で水が揺れない。
500ml×2本で1,000〜3,000円。
ハイドラパックやサロモンの製品が耐久性と飲みやすさで定評がある。

目安価格1,000〜3,000円(2本) 容量500ml×2本

ウェア・レイヤリング

山の天気は急変するため、レイヤリング(重ね着)が基本。
ベースレイヤー(速乾Tシャツ)+ミドルレイヤー(薄手フリース)+アウターレイヤー(レインウェア)の3層構成で、気温変化に対応する。
綿素材は汗冷えの原因になるため絶対にNG。

6. 速乾ベースレイヤー

ポリエステル100%の速乾Tシャツがトレランのベースレイヤーに最適。
メリノウール混紡タイプは防臭効果もあり、ロングレースで重宝する。
2,000〜5,000円で、ファイントラックやモンベルのトレラン向けモデルが軽量で動きやすい。
UVカット機能付きだと日焼け対策にもなる。

目安価格2,000〜5,000円 素材ポリエステル or メリノウール混

7. トレラン用ショートパンツ

軽量でストレッチ性のあるショートパンツが定番。
インナーブリーフ付きのものはタイツなしでもそのまま履ける。
ウエストにジェルや鍵を入れるポケットが複数あると便利。
3,000〜6,000円で、ノースフェイスやサロモンのモデルが機能性で優れる。

目安価格3,000〜6,000円

8. レインウェア(軽量パッカブル)

山の天気は急変するためレインウェアは必携。
重量150〜250gの軽量パッカブルタイプならザックに常備しても負担にならない。
モンベルのバーサライトジャケット(約15,000円)やノースフェイスのストライクトレイルフーディ(約20,000円)が人気。
大会では必携品(持っていないと失格)に指定されることが多い。

目安価格10,000〜20,000円 重量150〜250g

安全装備・ナビゲーション

山の中を走るトレランでは、道迷い・天候悪化・怪我のリスクが常にある。
ヘッドライト・地図アプリ・エマージェンシーキットは「保険」として必ず携帯するべき装備。
大会では必携品チェックが行われ、不足があると出走不可になる。

9. ヘッドライト(200ルーメン以上)

早朝スタートや日没後のトレイルで必須のヘッドライト。
200ルーメン以上で足元が十分に照らせ、重量60〜100gの軽量モデルが走行中も負担にならない。
ペツルやブラックダイヤモンドの3,000〜8,000円モデルが信頼性高い。
赤色LEDモードがあると、夜間の他のランナーへの配慮にもなる。

目安価格3,000〜8,000円 明るさ200ルーメン以上 重量60〜100g

10. エマージェンシーブランケット

怪我や天候悪化で動けなくなった場合の低体温症対策に必携。
50〜100gで手のひらサイズに畳めるアルミ蒸着ブランケットは、体温の80%以上を反射して保持する。
300〜800円と安価で、使わないまま終わるのが理想だが万が一の命綱。
ザックに常に入れておくこと。

目安価格300〜800円 重量50〜100g

11. GPSウォッチ

距離・ペース・獲得標高・心拍数をリアルタイムで把握できるGPSウォッチはトレランの頼もしい相棒。
ガーミンやCOROSの20,000〜50,000円モデルがトレラン向け機能が充実。
ルートナビゲーション機能付きなら道迷いも防止できる。
バッテリー持続時間はGPSモードで20時間以上のものを選ぶとロングレースにも対応。

目安価格20,000〜50,000円 バッテリーGPS20時間以上推奨

補給食・エイド

トレランでは1時間あたり200〜300kcalの補給が必要で、ジェルやバーを走りながら摂取する。
胃腸への負担が少ないジェルタイプが主流だが、固形食も気分転換に効果的。
カフェイン入りジェルは後半の粘りに威力を発揮する。

補給のタイミング:空腹を感じてからでは遅い。30〜40分おきに少量ずつ摂取するのがエネルギー切れ(ハンガーノック)を防ぐ鉄則。水分は喉が渇く前にこまめに飲むこと。

12. エナジージェル

1パック100〜120kcalで吸収が早いジェルタイプの補給食。
アミノバイタル・Mag-on・Maurtenが人気で、1個200〜400円。
フレーバーは好みが分かれるため、練習時に数種類試してから本番用を決めるのが良い。
カフェイン入りは後半のペースダウン防止に効果的。

目安価格200〜400円/個 カロリー100〜120kcal

13. 塩分タブレット

大量の発汗で失われるナトリウムを補給し、脚攣りを防止する。
カバヤの塩分チャージタブレッツや森永のinタブレットが500〜800円。
30〜60分ごとに1〜2粒摂取が目安。
夏場のトレランでは必携で、熱中症予防にも直結する。

目安価格500〜800円

よくある質問

トレランはランニング経験がなくても始められる?
月間50km程度のランニング習慣があると安心だが、ハイキング感覚で歩き混じりの5〜10kmから始めるなら初心者でも問題ない。最初は標高差の少ない整備された林道コースを選び、徐々にテクニカルなトレイルに挑戦するのが安全。
トレランシューズとハイキングシューズの違いは?
トレランシューズはランニングシューズの構造に近く軽量(250〜350g)で走りやすい設計。ハイキングシューズは足首の固定力が高いが重い(400〜600g)。走ることを前提にするならトレランシューズ一択。
初めてのトレラン大会はどう選ぶ?
距離10〜20km・累積標高差500m以内の大会がデビューに最適。制限時間に余裕のある大会を選ぶこと。「OSJ」「TRAIL OPEN AIR DEMO」などのシリーズが初心者フレンドリーな大会を多数開催している。

まとめチェックリスト

優先度順のトレラン入門グッズリスト。

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