アーチェリー入門グッズリスト【2025年版】
初心者が最初に揃える道具一式
アーチェリーを始めたいけれど、何を買えばいいか分からない。
そんな初心者のために、最初に揃えるべき道具をカテゴリ別にまとめた。
弓本体からプロテクター、メンテナンス用品まで、入門に必要な装備を網羅している。
最初はレンタルで体験し、継続を決めたら自分の道具を揃えるのが王道の流れだ。
初期費用の目安は5〜12万円で、段階的に買い足していけば負担は軽い。
弓本体(リカーブボウ)
初心者にはリカーブボウ(分解式)が最適。
テイクダウン式と呼ばれる分解可能なタイプなら、持ち運びが簡単で保管場所も取らない。
ハンドル(グリップ部分)とリム(上下の曲がる部分)を別々に購入し、体力の成長に合わせてリムだけ交換できるのが大きな利点だ。
1. ハンドル(ライザー)
弓の中央部で、グリップ・サイト台座・スタビライザー装着部を兼ねる中核パーツ。
初心者にはアルミ合金製の25インチハンドルが標準で、重量は約1.0〜1.3kg。
入門用なら15,000〜30,000円で十分な品質が手に入る。
WA(世界アーチェリー連盟)規格に対応していれば、リムの互換性が保たれるので安心だ。
2. リム(上下一対)
弓のしなる部分で、ポンド数(引く力の強さ)を決める最重要パーツ。
成人男性なら20〜26ポンド、成人女性なら16〜22ポンドが入門の目安。
最初は軽めを選び、フォームが安定してから徐々にポンドを上げるのがセオリーだ。
グラスファイバー製の入門リムは8,000〜15,000円で、半年ごとにステップアップしていく想定で選ぶとよい。
3. ストリング(弦)
弓にセットする弦で、素材はダクロンが初心者向け。
価格は1,500〜3,000円と安価だが、消耗品なので予備を1本持っておくと安心。
弦の長さはハンドル+リムの組み合わせ(弓の全長)で決まるため、購入前に必ず確認すること。
68インチ弓なら64〜65インチ弦が目安となる。
矢・矢筒
矢(アロー)は弓のポンド数とドローレングスに合わせて選ぶ。
硬さ(スパイン値)が合わないと的に当たらないだけでなく、矢が蛇行して危険になる。
初心者はアルミシャフトの完成矢を6本セットで購入するのが定番だ。
4. アルミ矢(6本セット)
初心者にはアルミシャフト矢が最適で、カーボンより安価で曲がりの確認がしやすい。
1ダース(12本)で5,000〜10,000円が相場だが、まずは6本あれば練習には十分。
スパイン値は弓のポンド数に対応しており、ショップで「弓の種類・ポンド数・ドローレングス」を伝えれば最適なものを選んでもらえる。
5. クイーバー(矢筒)
射場で矢を腰に差しておくための筒状ケース。
ベルト装着タイプが主流で、3,000〜6,000円で購入可能。
6〜8本収納できるサイズが初心者には使いやすい。
地面に置くタイプもあるが、テンポよく射つにはヒップクイーバーが断然便利だ。
身体保護具(プロテクター)
弦が体に当たるとアザや切り傷になるため、保護具は最優先で揃える。
タブ・アームガード・チェストガードの3点は初回練習から必須だ。
合計5,000〜10,000円程度なので、弓を買う前にまず保護具を揃えるのが正解。
6. タブ(フィンガータブ)
弦を引く指を保護する革製のパッド。
弦を素手で引くと指の皮がめくれ、痛みでフォームが崩れる原因になる。
1,500〜4,000円で入手でき、S・M・Lのサイズ展開がある。
中指の長さを基準にサイズを選ぶと失敗しにくい。
7. アームガード
弓を持つ側の前腕を弦の打撃から守るプロテクター。
初心者はロングタイプ(手首から肘近くまでカバー)がおすすめ。
1,500〜3,500円で、ベルクロで腕に巻くだけなので装着も簡単。
慣れてきたらショートタイプに切り替える選手が多い。
8. チェストガード
弦が胸に引っかかるのを防ぐメッシュ素材のガード。
特に女性は必須のアイテムで、弦が胸に当たると強い痛みと射形の乱れを招く。
2,000〜4,000円で購入でき、通気性の高いメッシュ素材なら夏場も快適だ。
照準・安定器具
的を正確に狙うためのサイト(照準器)と、弓のブレを抑えるスタビライザーは、フォームが安定してきた段階で追加する。
最初の1〜2ヶ月はなくても練習できるが、あると上達が格段に早くなる。
| 器具 | 役割 | 導入時期 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| サイト | 照準を合わせる | 1ヶ月目〜 | 3,000〜8,000円 |
| スタビライザー | 弓のブレ軽減 | 2ヶ月目〜 | 3,000〜10,000円 |
| プランジャー | 矢の射出方向調整 | 3ヶ月目〜 | 2,000〜5,000円 |
9. サイト(照準器)
ハンドルに取り付けて的を狙うための照準装置。
上下左右に微調整でき、距離ごとに位置を変えて使う。
入門用は3,000〜8,000円で、ピン式のシンプルなモデルが扱いやすい。
最初はサイトなしで近射(5〜10m)から始め、的に安定して当たるようになったら導入する。
10. スタビライザー(センター)
弓の前方に取り付ける棒状のウェイトで、リリース時のブレを軽減する。
長さ25〜28インチが初心者の標準で、重量は150〜200g程度。
装着するだけで弓の安定感が劇的に変わり、グルーピング(矢の集まり)が改善する。
入門用は3,000〜10,000円で入手可能だ。
ケース・メンテナンス用品
弓は分解して専用ケースに入れて持ち運ぶのがマナーかつ安全上の鉄則。
メンテナンス用品も最低限揃えておくと、道具が長持ちし練習の質も上がる。
11. ボウケース(リカーブ用)
ハンドル・リム・スタビライザーなど一式を収納する専用ケース。
リュックタイプが電車移動に便利で、8,000〜15,000円が相場。
内部にクッション仕切りがあるものを選ぶと、移動中の衝撃でパーツが傷つかない。
12. ストリングワックス
弦の毛羽立ちを抑え寿命を延ばすためのワックス。
1本500〜1,000円で半年以上持つ。
練習のたびに薄く塗り込む習慣をつけると、弦の交換頻度が半分以下になる。
13. ボウストリンガー
弦を弓に安全に張るための補助具。
手だけで弦を張ると弓が歪むリスクがあり、特にリカーブボウではストリンガーの使用が推奨されている。
1,000〜2,500円と安価で、一つ持っておけば一生使える。
よくある質問
まとめチェックリスト
優先度順に並べた入門装備リスト。まず保護具を揃え、弓本体は2〜3ヶ月目に購入するのがおすすめ。
- タブ(フィンガータブ)
- アームガード
- チェストガード
- ハンドル(ライザー)
- リム(上下一対)
- ストリング(弦)
- アルミ矢(6〜12本)
- クイーバー(矢筒)
- サイト(照準器)
- スタビライザー
- ボウケース
- ストリングワックス
- ボウストリンガー
- 体験参加:地元のアーチェリークラブや教室で体験レッスンを受ける
- 保護具購入:タブ・アームガード・チェストガードの3点を自分サイズで購入
- レンタルで練習:クラブの弓を借りて2〜3ヶ月フォームを固める
- 弓本体購入:指導員と相談しドローレングスに合ったハンドル+リムを選ぶ
- 付属品追加:サイト・スタビライザー・ケースを必要に応じて買い足す