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競輪選手・競艇選手の日常装備リスト【2025年版】
公営競技プロが揃える15品

更新日:2025年4月22日 / 監修:元競輪選手・公営競技トレーナー

競輪・競艇は身体ひとつで戦う公営競技で、装備の質と日常メンテナンスが選手寿命に直結します。
現役選手の声をもとに、両競技で使われる練習・計測・リカバリー装備を15品厳選しました。

15点日常装備数
80〜200万円装備一式合計
5〜6h日々の練習時間
9 / 12年間レース日数(節)
この記事の結論:競輪は「NJS認定フレーム+ローラー台+ヘルメット+シューズ」、競艇は「専用救命胴衣+ヘルメット+専用靴+スポンサーキャップ」が必須コア。共通装備として「パワーメーター・心拍計・リカバリーグッズ」を揃えると練習効率が一段上がります。

競輪選手の練習・レース装備

競輪はJKA(公益財団法人JKA)の規定によりNJS認定部品のみ使用可能。
フレーム・ホイール・ハンドル・シューズすべてがNJS刻印付き製品に限定されており、選手の自由度は高くありません。

装備NJS認定価格帯使用頻度
競輪フレーム必須30〜80万円レース・練習
木製リム車輪必須1台8〜15万円レース専用
シューズ不要3〜5万円毎日
練習用ロード不要20〜50万円持久力練習

1. NJS認定フレーム(ナガサワ / ケルビム / カラビンカ)

競輪フレームは指定工房の手作りオーダーが基本。
長澤義明氏のナガサワレーシングサイクルは新人〜S級まで幅広く採用される定番、納期半年〜1年で30〜50万円。
ケルビム(今野製作所)は若手選手にも人気で40〜70万円、競輪学校卒業時のオーダーが最も多い工房のひとつ。
フレームは選手のサイズ・脚力・走りに合わせて完全カスタムされ、生涯3〜5本の専属関係が一般的です。

目安価格30〜80万円 納期6〜12ヶ月 素材クロモリ鋼

2. 競輪用シューズ(Shimano SH-TR901 / SIDI Shot)

足とペダルを完全に固定するクリート式シューズ。
Shimano SH-TR901はカーボンソールでパワーロスを最小化、3.5〜5万円のNJS非認定だが練習で広く使用。
イタリアSIDI Shotはトラック専用モデルで剛性が抜群、5〜7万円。
汗で内部が劣化するため、シーズンに2〜3足使い回すのが選手の常識です。

目安価格3〜7万円 形式SPD-SL クリート 耐用1足6〜12ヶ月

3. 室内用ローラー台(Wahoo KICKR / Tacx NEO 2T)

悪天候や深夜の練習はローラー台で代替するのが現代の主流。
米国Wahoo KICKR V6はダイレクトドライブ方式で実走感が高く、12〜18万円のスマートトレーナー定番。
オランダGarmin Tacx NEO 2Tは静音性に優れ、マンション住まいでも夜間練習可能で20万円前後。
Zwift(月額1,800円〜)と組み合わせれば仮想空間でレース練習ができます。

目安価格10〜25万円 方式ダイレクトドライブ 連携ANT+ / Bluetooth
NJS規定遵守:レース使用機材はすべてNJS刻印必須。練習機材も検査を受ける必要はありませんが、フォームに支障が出ないよう寸法・重量はレース機と統一するのがプロの基本です。

競艇選手のレース装備

競艇(ボートレース)の選手はモーター・ボートが抽選で割り当てられるため、選手個人で揃える装備は「身につけるもの」が中心。
日本モーターボート競走会(BOATRACE振興会)規定の専用品を揃える必要があります。

4. レース用救命胴衣(協会指定モデル)

競艇選手は協会が選定した特定メーカーの救命胴衣のみ着用可能。
着用感・浮力・転倒時の保護機能が厳格にテストされており、新規購入は3〜5万円。
支給品でなく選手個人購入のため、サイズ違いで複数所持する選手も多いです。
経年劣化で浮力が落ちるため、3〜4年での更新が業界の目安となっています。

目安価格3〜5万円 規格協会指定モデル 更新3〜4年

5. レース用ヘルメット(協会指定モデル)

競艇用ヘルメットは耐衝撃・耐水・視界確保の3条件を満たす指定モデル。
新規購入は4〜7万円、選手番号と所属支部が明記されたカラーリングで識別。
事故時の交換義務があり、転覆事故のあと衝撃が加わったヘルメットは即座に廃棄が原則。
表面の塗装はファン認知に直結するため、デビュー時の配色を変えない選手も多いです。

目安価格4〜7万円 規格協会指定 交換事故後即時

6. レーシングスーツ+専用シューズ(モーターレース用ウェア)

競艇のレーシングスーツは耐水・速乾・通気の3拍子で2〜4万円。
所属支部や個人スポンサーのロゴが入る選手もおり、年に2〜3着新調するのが標準。
シューズはマリンスポーツ用の専用品で1〜2万円、グリップ性能と速乾性が要求されます。
レース後は塩水洗い→陰干しで翌日の使用に備える運用が定着しています。

目安価格3〜6万円 素材耐水・速乾 更新年2〜3着

計測・データ管理

パワー・心拍・スピードを数値化し、日々の練習を可視化することは現代スポーツの基本。
安価な機器で十分な精度が得られるため、若手選手こそ早期導入が成績向上の近道です。

7. パワーメーター(Stages Cycling LR / 4iiii Precision)

ペダルへの出力(W)を計測し、トレーニング強度を厳密に管理。
米国Stages Cycling LR(左右計測)はShimano対応で12〜20万円、競技選手の定番。
カナダ4iiii Precisionはクランク左側のみで7〜10万円、コスパ重視の入門機。
FTP(機能的閾値出力)の月次変化を追えば、年間トレーニング計画が科学的に組めます。

目安価格7〜20万円 方式クランク式 / ペダル式 連携ANT+ / Bluetooth

8. GPSサイクルコンピューター+心拍計(Garmin Edge 540 / Polar H10)

練習データの一元管理にはサイコン+胸ストラップ式心拍計の組み合わせが最強。
Garmin Edge 540は4〜5万円、GPS精度・電池持ち(20時間)・コーチ機能が充実。
フィンランドPolar H10心拍ストラップは1.2〜1.5万円、医療用途にも使われる胸式の最高峰。
Stravaへの自動同期で、コーチや仲間と練習データを共有・分析できます。

目安価格3〜7万円 連携Strava / TrainingPeaks 電池20時間以上

食事・補食・水分

競輪選手は体重68kg前後、競艇選手は男子55kg前後・女子47kg前後の厳格な体重管理が義務。
高タンパク・低脂質の食事に加え、レース前後の補食タイミングが体調を左右します。

  1. 朝食:練習前2時間に炭水化物中心で500〜700kcal
  2. 練習中:30分ごとにスポーツドリンクと固形補食
  3. 練習後30分:ホエイプロテイン20〜30g+糖質40g
  4. 夕食:魚・鶏肉中心の高タンパク低脂質メニュー

9. ホエイプロテイン(Myprotein Impact / VALX WPI)

練習後30分以内のタンパク質摂取は筋肉回復の鉄則。
英国Myprotein Impactホエイは1kg 4,000〜5,000円とコスパ最強、フレーバー50種以上。
日本VALX WPI(Whey Protein Isolate)は山本義徳氏監修で乳糖カット、1kg 7,000円前後で胃腸が弱い選手に好評。
シェイカーボトルは漏れない密閉式(Blender Bottle等)を選ぶと持ち運びが楽です。

目安価格4,000〜8,000円/kg 形式WPC / WPI 摂取1回20〜30g

10. スポーツドリンク粉末+補食(VESPA / アミノバイタル / 大塚製薬 ポカリ粉末)

長時間練習の電解質補給はスポーツドリンク粉末がコスパ最強。
大塚製薬ポカリスエット粉末1L用は10袋800〜1,000円、塩分・糖分バランスが標準。
味の素アミノバイタルPRO 30本は2,500〜3,500円、BCAA配合で疲労回復を加速。
VESPA(蜂由来サプリ)はマラソン・トライアスロン界で実績あり、1袋400円で長時間運動の脂質代謝を促進します。

目安価格1日500〜1,500円 水分練習中1L以上 補食30分ごと

リカバリー・体ケア

毎日の高強度練習を続けるには、体ケアの質がパフォーマンスを左右します。
マッサージガン・フォームローラー・アイシングを日常に組み込むのが選手寿命を延ばす鍵です。

11. マッサージガン(Hyperice Hypervolt 2 / Theragun Mini)

手揉みでは届かない深層筋を振動でほぐすマッサージガン。
米国Hyperice Hypervolt 2は3速・5アタッチメント・静音設計で35,000〜45,000円、プロ採用率No.1。
Theragun Miniは携帯性最強で20,000〜25,000円、遠征先のホテルでも気軽に使えます。
使用は1部位2分以内、関節の真上は避けるのが安全な運用方針です。

目安価格15,000〜50,000円 振動数2,000〜2,400rpm 稼働時間2〜3時間

12. フォームローラー+ストレッチポール(TRIGGERPOINT GRID / LPN ストレッチポールEX)

練習後10分のセルフマッサージは血流促進に絶大な効果。
米国TRIGGERPOINT GRIDフォームローラーは凹凸構造で深部に届き、5,000〜7,000円のロングセラー。
日本LPNストレッチポールEX(直径15cm×長さ98cm)は10,000円前後、医療現場でも使われる定番。
就寝前5分の使用で翌朝の体の重さが体感的に変わります。

目安価格5,000〜12,000円 素材EVA / ウレタン 使用時間1日10〜15分
プロのアドバイス:練習直後の冷水浴(10〜15℃で10分)は炎症を抑え筋疲労を回復させます。バスタブに氷を投入する方法でも代用でき、トップ選手の多くがレース節間に取り入れています。

移動・メンテナンス

競輪は全国43場、競艇は全国24場でレースが開催され、選手は年100日以上の遠征生活を送ります。
機材輸送と現地メンテナンスを効率化する道具が、節(レース連戦)の集中力を支えます。

13. 自転車輸送ケース(B&W International bike.box II / SCICON AeroComfort)

競輪選手の遠征はフレーム・ホイール・予備パーツ一式の輸送が必須。
ドイツB&W bike.box IIはハードシェル+キャスター付きで4〜6万円、多くのプロが使用。
イタリアSCICON AeroComfortはソフトケースで折りたたみ可、5〜8万円で航空輸送に強い。
競輪選手会経由で同種品の中古市場もあり、半額前後で入手可能なケースも見つかります。

目安価格3〜10万円 形式ハード / ソフト 耐用50〜100回往復

14. 工具セット(PARK TOOL AK-5 / Topeak Tubi 18)

遠征先のメンテナンスは自分で完結できる工具一式が必須。
米国PARK TOOL AK-5(Advanced Mechanic Kit)は40点入り35,000〜45,000円、プロショップ品質。
Topeak Tubi 18は携帯マルチツール18機能で4,000〜5,000円、レース当日のトラブル対応用。
トルクレンチも別途揃え、カーボンパーツの締め付けトルクは必ず規定値で管理してください。

目安価格5,000〜50,000円 用途遠征メンテ/緊急対応 必須トルクレンチ

15. 遠征バッグ(OAKLEY Essential Box / Patagonia Black Hole 70L)

節の連戦中は1週間分のウェア・栄養補給品を運ぶ大型バッグが必要。
米国OAKLEY Essential Box L 5.0は45L 12,000〜18,000円、ライダーの定番モデル。
米国Patagonia Black Hole Duffel 70Lは20,000〜25,000円、防水素材でレース場の屋外でも安心。
キャスター付きを選べば駅・空港の移動が楽で、トップ選手の多くがハードキャリーと併用しています。

目安価格10,000〜30,000円 容量45〜70L 機能防水・キャスター付き

よくある質問

競輪選手・競艇選手になるには?
競輪は日本競輪学校(伊豆)の入学試験合格が必須で、合格率約10%。競艇は本栖研修所のやまと学校に入校し1年の訓練を受けます。両方とも在校中は給料支給があり、卒業後はプロ登録でレース出走が可能になります。
年収はどれくらい?
競輪はS級S班トップで年収1億円超、平均は1,000〜1,500万円。競艇はSGトップで年収2億円超、A1級平均で2,500〜3,500万円。両方ともトップとボトムの差が大きく、A2/B2級は数百万円台の年収になります。
公営競技選手の引退年齢は?
明確な定年はなく、競輪は65歳超、競艇は60歳超まで現役の選手も。ただし両競技とも体力低下で点数が下がると登録抹消(引退)となるため、実質的な引退時期は40〜50代が多いです。
怪我の補償はある?
レース中の負傷は競輪・競艇いずれも互助会経由で補償あり、入院・休業中の補償金が支給されます。練習中の怪我は基本的に自己責任で、選手会経由の任意保険に加入するのが業界標準です。
機材代は経費に計上できる?
公営競技選手は個人事業主扱いのため、フレーム・シューズ・サプリメント・遠征費すべて経費計上可能。年間数百万円規模の経費が一般的で、税理士契約をしている選手も多いです。

まとめチェックリスト

競輪選手・競艇選手の日常装備15点。新人デビュー時の参考に。

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