借り換え・おまとめローンの活用法|複数借入を一本化する手順

更新日:2026年4月16日 / カテゴリ:状況別

複数のカードローンから借入がある場合、金利の低いローンに一本化することで、毎月の返済額や総利息を抑えられる可能性があります。借り換え・おまとめローンは、そうした一本化を目的とした商品です。本記事では、仕組みと手順、そして利用前に確認したいポイントを整理します。

借り換え・おまとめローンの仕組み

借り換えローン・おまとめローンとは、既存の借入先に新たなローンの資金を充当して完済し、返済先を1社にまとめる商品です。

返済の一元化に加え、金利が下がるケースも多く、毎月の返済額や利息総額の圧縮を狙える場合があります。

借り換えとおまとめの違い

言葉の使い分けはありますが、「返済先の集約」「金利低下による総負担軽減」を目指す点で共通しています。

ポイント:消費者金融のおまとめ専用ローンは、総量規制の例外として認められているケースが多く、年収の3分の1を超えていても一本化できる場合があります。ただし新規借入増加目的での利用は認められない点に注意が必要です。

一本化のメリットと注意点

メリット

注意点

補足:「毎月の返済額を下げたい」だけで借り換えると、期間延長で利息総額が増える可能性があります。シミュレーターで「返済総額」ベースの比較を行うのが合理的です。

銀行系と消費者金融系の違い

借り換え・おまとめ先として選ばれる商品には、銀行系と消費者金融系があります。

区分金利の目安特徴
銀行系おまとめ年1.5〜14.5%前後金利は低めだが審査に時間がかかる傾向
消費者金融系おまとめ年3.0〜18.0%前後総量規制の例外適用商品あり・手続きが比較的スピーディ
信販系・クレジット系年5.0〜15.0%前後用途制限があるが金利が低めに設定される場合あり

年収の3分の1を超える借入を一本化したい場合は、消費者金融系の「貸金業法施行規則10条の23」に基づくおまとめ専用商品が選択肢になる傾向があります。

主要5社カードローン一覧

借り換え・おまとめ専用商品は別途用意されている場合もありますが、通常のカードローンの基本情報も比較の参考になります。

プロミス

大手消費者金融
  • 実質年率:4.5%〜17.8%
  • 融資限度額:最大500万円
  • 最短即日融資:対応(申込時間により異なる)
  • 初回利用から30日間無利息サービスあり(要件あり)

アコム

大手消費者金融
  • 実質年率:3.0%〜18.0%
  • 融資限度額:最大800万円
  • 最短即日融資:対応
  • 初回契約翌日から30日間金利0円サービスあり

アイフル

大手消費者金融
  • 実質年率:3.0%〜18.0%
  • 融資限度額:最大800万円
  • 最短即日融資:対応
  • 初回契約から最大30日間無利息サービスあり

SMBCモビット

大手消費者金融
  • 実質年率:3.0%〜18.0%
  • 融資限度額:最大800万円
  • 最短即日融資:対応
  • Web完結申込で電話連絡なし対応(要件あり)

レイク

新生フィナンシャル
  • 実質年率:4.5%〜18.0%
  • 融資限度額:最大500万円
  • 最短即日融資:対応
  • Web申込で60日間無利息または5万円まで180日間無利息(選択制、要件あり)

申込から借り換え完了までの手順

  1. 現在の借入状況を整理:残高・金利・毎月返済額・残期間を一覧化します。
  2. 比較対象商品の候補を絞る:金利・限度額・返済期間を確認します。
  3. シミュレーション:借り換え後の総返済額と期間を比較します。
  4. 申込:収入証明書・本人確認書類を準備し申込を行います。
  5. 審査・契約:審査通過後、契約と同時に既存借入の完済資金が用意されます。
  6. 既存借入の完済:業者によっては本人送金ではなく直接既存社へ送金するケースも。
  7. 以降は一本化された返済計画で管理:追加借入は原則不可の商品が多い点に注意。
ポイント:既存借入を完済後も契約を残しておくと、つい再び借入してしまうリスクがあります。完済と同時に解約手続きを行うことで、再発防止に役立ちます。

利用前の注意点

追加借入の可否

総量規制の例外商品であるおまとめローンは、追加借入ができない仕様が多く採用されています。

審査の厳格さ

複数社の借入を一本化できる限度額が必要なため、年収・勤続年数・信用情報への審査は通常のカードローンより厳しい傾向があります。

信用情報への影響

借り換え実施に伴い、完済した契約が信用情報上「完了」となり、新規契約が記録されます。新規契約の増加が短期的には履歴として残る点を理解しておく必要があります。

重要:ご利用は計画的にお願いします。借り換え後も返済が厳しい場合は、法テラス等の公的相談窓口の活用も検討してください。

よくある質問

借り換えで必ず金利は下がりますか?
下がるとは限りません。借入額や信用情報によって適用金利が決まるため、シミュレーションでの事前確認が推奨されます。
おまとめローン利用中に追加の生活費を借りたくなったらどうしますか?
おまとめ専用商品は追加借入ができない場合が多いため、別のカードローンを新規契約する必要があります。ただし借入残高が増えるため、家計の見直しを優先することが推奨されます。
銀行カードローンへの借り換えで総量規制を超えて借りられますか?
銀行カードローンは貸金業法の総量規制対象外ですが、各行の自主規制で年収の3分の1〜2分の1程度を上限とする運用が一般化しています。無制限に借り換えられるわけではありません。

※本記事は情報提供を目的としており、融資を保証するものではありません。

※カードローンのご利用には審査があります。審査の結果によっては融資できない場合があります。

※金利・限度額等は各社の公式サイトをご確認ください。

※借入は計画的に。返済が困難になった場合は各社のカスタマーセンターにご相談ください。